コインチェックが電子決済手段等取引業の登録を完了 国内2社目、ただし取扱銘柄と開始時期は未公表
コインチェックが2026年8月27日、ステーブルコイン取扱いに必要な電子決済手段等取引業の登録を完了した。登録番号は関東財務局長第00002号で、2025年3月のSBI VCトレードに次ぐ国内2社目。ただしプレスリリースに取扱銘柄と開始時期の記載はなく、Xでは歓迎の声と「まだ登録段階」という指摘が並んだ。
コインチェックが 電子決済手段等取引業に登録
コインチェック株式会社が2026年8月27日、ステーブルコインの取扱いに必要なライセンスである「電子決済手段等取引業」の登録を完了したと発表した。登録番号は関東財務局長第00002号。2025年3月4日に第00001号を取得したSBI VCトレードに次ぐ、国内2社目の登録業者となる。
発表されている中身
同社のプレスリリースによれば、登録完了日は2026年8月27日。同社は2024年2月27日に米Circle社との提携を発表しており、日本国内でのUSDCへのアクセス拡大に取り組んできた経緯がある。今回の登録により「ステーブルコイン・オンチェーン金融領域における事業展開を順次開始する」としている。
一方で、リリースには具体的にどの銘柄を扱うのか、いつサービスを開始するのかは書かれていない。Circle社との提携を明記している以上、USDCが候補に挙がるのは自然だが、現時点で同社が「USDCを取り扱う」と発表したわけではない点は区別しておきたい。
- 登録完了日:2026年8月27日
- 登録番号:電子決済手段等取引業 関東財務局長 第00002号
- 1社目:SBI VCトレード(第00001号、2025年3月4日登録)
- 前提となる提携:2024年2月27日発表の米Circle社との提携
- 取扱銘柄:未公表
- サービス開始時期:未公表(「順次開始」とのみ記載)
まず「登録が済んだ」だけの話で、明日からUSDCが買えるようになるわけではないのよね。ただ、国内トップクラスのユーザー数を持つ取引所がこの枠に入ったのは、それ自体が結構大きいと思う。1社目のSBI VCトレードはUSDCに加えてRLUSDも扱っているから、XRP界隈としては「2社目はどこまで扱うのか」が気になるところ。
Xでの反応
発表から数時間で、国内の暗号資産アカウントを中心に10前後のアカウントが言及した。歓迎する声が目立つ一方、「まだ登録段階」と冷静に線を引く投稿も同じくらい流れている。
盛り上がってる投稿と、「未公表の部分が多いよ」って投稿が両方ちゃんと流れてるのが健全だなと思った。自分としては、対応チェーンがどこになるかが一番の見どころ。ここで使い勝手がかなり変わってくるので。
見方が割れている点
今回の登録を「実需が動き出す合図」と見るか、「制度上の手続きが1つ進んだだけ」と見るかで受け止めが分かれている。事実として言えるのは、登録は完了したがサービス内容は未発表、という段階にあることだけだ。
これから何を見ればいいか
次に確認したいのは、コインチェックからの続報で取扱銘柄・対応チェーン・開始時期が示されるかどうか。あわせて、金融庁が公表している電子決済手段等取引業者の登録一覧に第00002号として反映されるタイミングも目安になる。なお同社リリースは、3メガバンクが2026年度中のステーブルコイン共同発行に向けて協議会を設置したという2026年6月9日の日本経済新聞の報道にも触れている。国内のステーブルコイン環境は、取引所側と銀行側の両方から動いている状況だ。
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