リミックスポイントがXRPを含むアルトコイン4銘柄を全売却 保有はビットコイン約1,506枚だけに、XRPは1,152万円の益
東証上場のリミックスポイントが9月2日、保有していたETH・SOL・XRP・DOGEを9月1日付で全売却したと適時開示した。売却価額は合計8億7,881万円、損益は1億1,777万円の利益。保有する暗号資産はビットコインのみ約1,506BTCとなった。
リミックスポイントが アルトコイン4銘柄を全売却
東証スタンダード上場のリミックスポイント(3825)が9月2日、保有していた暗号資産のうちビットコイン以外の4銘柄を9月1日付で全て売却したと適時開示した。売却したのはイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、ドージコイン(DOGE)で、売却後に同社が持つ暗号資産はビットコインのみ、約1,506BTCとなる。
開示されている中身
売却価額の合計は8億7,881万4,569円。2027年3月期期首の簿価合計7億6,104万1,920円に対して、売却損益は合計1億1,777万2,649円の利益となった。銘柄ごとに見ると、ETHが6,020万3,121円、SOLが4,930万4,898円、XRPが1,152万3,717円の利益で、DOGEだけが325万9,087円の損失だった。
同じ開示では、売却前の運用実績もあわせて報告されている。ビットコインの貸し出しによる貸借料は2026年2月24日から8月31日までの累計で14.92055902BTC、円換算で1億6,421万8,522円。ETHとSOLのステーキング報酬は2025年7月16日から2026年8月31日までの合計で2,987万4,959円だった。
売却の理由について会社は、市場環境と各銘柄のリスク・リターン特性、自社の財務戦略を総合的に勘案した判断だと説明している。得られた資金は系統用蓄電池などのアセット拡充や財務基盤の強化に充てることを検討しているという。
- 売却日:2026年9月1日付/開示は9月2日
- 対象:ETH・SOL・XRP・DOGEの4銘柄
- 売却価額合計:8億7,881万4,569円
- 売却損益:合計+1億1,777万2,649円(DOGEのみ▲325万9,087円)
- XRP単体の売却損益:+1,152万3,717円
- 売却後の保有暗号資産:ビットコインのみ 約1,506BTC
- BTC貸借料(2/24〜8/31):14.92055902BTC=1億6,421万8,522円
- ETH・SOLのステーキング報酬(2025/7/16〜2026/8/31):2,987万4,959円
- 売却益の計上:2027年3月期第2四半期
XRPを何枚持っていたのか、どの取引所でいくらで売ったのかまでは開示されていない。分かっているのは損益と売却価額の合計だけ。
「上場企業がXRPを売った」って見出しだけ見るとギクッとするけど、開示をちゃんと読むとXRPは1,152万円のプラスで手仕舞いなのよね。損切りじゃなくて利確。ここを混ぜて読むと話がだいぶ変わっちゃう
Xでの反応
開示から半日ほどで、国内のXでは十数アカウントがこの話を取り上げた。目立ったのは「XRPが売られた」よりも「上場企業がBTC一本に絞った」という切り口で、アルトコインの立ち位置そのものを論じる流れになっている。
見方が割れている点
評価が分かれるのは「これが暗号資産全体への評価なのか、1社の財務判断なのか」というところ。会社の説明は財務戦略と各銘柄のリスク・リターン特性という言い方にとどまっていて、特定の銘柄の将来性を否定する記述はない。一方でXでは、BTC以外への懐疑をはっきり出す声も出ている。どちらが正しいかを決められる材料は、いまの開示の中にはない。
自分としては、貸借料で1億6,000万、ステーキングで2,987万、売却益で1億1,777万。この3本立てで稼いでたのを畳んでBTCの貸し出しに寄せた、という読み方をしてる。攻めというより運用の整理に近い(多分)
これから何を見ればいいか
売却益は2027年3月期第2四半期に事業部収益として計上される予定なので、次の四半期決算でどう数字に出るかが最初の確認ポイント。あわせて、資金の使い道として挙がっている系統用蓄電池などのアセット拡充が実際に発表されるかどうか。国内の上場企業で暗号資産を持っているところは他にもあるので、同じ動きが続くのかどうかも見どころになる。
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